注意!はじめての確定申告で僕が失敗した3つのことをシェアします

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フリーランスになると自分の収入やお金を管理する能力は必要不可欠だなーと思うこの頃ですが、僕がはじめての確定申告を行った時は失敗の連続や分からないことだらけで不安ばかり先行していました。

他のブログや確定申告のやり方を解説しているサイトを読んでは真似しながら少しづつ進めていったわけですが、終わってみれば多くの方がおっしゃる通り「意外と簡単だった」と僕も思います。

申告書の作成は簿記の知識がゼロに近しい僕でもフリーの会計ソフトや国税庁が発行しているエクセルシートを使えば誰でも簡単に作成することができるので苦手意識を持たずに”まずは適当でもいいから使ってみる”ことが大事だと思います。

ただし、僕のはじめての確定申告は色々と損した部分やこうしておけば良かったという反省点が浮き彫りになり、今となってはもうどうすることもできないことばかりだったのでこれから確定申告を行う方や開業・フリーランスを志している方の役に立てばいいなーと思い今回は僕の失敗談と回避方法についてご紹介しようと思います。

はじめての確定申告の準備で僕が失敗した3つのこと

  1. 開業届けを出す時期と開業日の日付
  2. 青色申告の65万控除が受けれない!
  3. 領収書や納品書などの各種書類の紛失

僕が失敗したことはこの3つなのですが、おそらく1番目と2番目の話が多くの人は気になる内容かと思います。特にサラリーマンをしながらの副業の方や本業と兼業している方にとっては開業届けを出す時期や日付は超重要!これ税務署の人は教えてくません^^;

僕が聞いても結構あっさり流されて最終的には「税務署の思うがままにやられた」というなんとも情けない結果になってしまい、お金や税金の知識は大切だなと痛感したとともに「もう損しないように勉強しよう!」と思わせてくれるきっかけにもなりました。

それでは具体的に解説していきましょう!

 

開業届けを出す時期と開業日の日付

僕の失敗の最大の理由は「損失金の繰越控除」について知らなかったことです。

会社員の仕事の傍らで副業としてWEBサイトやブログでの広告収入を得るべく始めたわけですが、年間を通して大した利益も出ず余裕の赤字を出していた僕は「副業で年間20万以上の利益が出ていない場合は申告不要」ということだけに着目してしまい、赤字になった額を翌年度以降に繰り越せる事実を知らなかったのです。これを知っていたら、翌年以降の利益と相殺できるので大きな節税になりますよね^^;

しかも、赤字額が大きければ大きいほど申告はすべきですよね。僕の場合は40〜50万ぐらい赤字でした。

利益の有無は関係なく副業を始めたら開業届けをすぐに出すべきだった

僕が強く薦めたいのは副業を開始した時点で届け出は出しておくべきということです。実際は2ヶ月以内に届け出を出せばOKですが忘れてしまったりタイミングを逃さないためにもすぐに出しましょう!厳密に言えば出さなくても大丈夫といえば大丈夫なのですが、次項で解説する青色申告を受けたいなら開業届けはすぐに出しておくべきです。

開業日の日付はいつ?僕の正解は「届け出を出した日」or「届け出日の2ヶ月前」

前述した2ヶ月以内に開業届け出を出すルールは開業届けを出した日が実際の開業日から2ヶ月以上経過しているとその年の青色申告は受けることができないというデメリットがあります。

僕の場合はすでに前述の通りにすでに2ヶ月以上はゆうに経過しているので、本来であれば「届け出を出した日を開業日」とするのが正しかったのですが税務署の受付のお姉さんに「事業を開始した日を記載してください」と言われ「それって去年の話なのですが、日付は去年でも大丈夫なのですか?」と聞いたところ「大丈夫ですが今年の申告は青色はできません」との回答。

続けて「仮に今日を開業日にしたら今日より前の今年分の経費は申告できるのですか?」と聞くとなんとも不穏な雰囲気に、、、。「開業日は事業を開始した日です」とだけ言われ、流れで開業日は前年の日付をつけることになってしまいました。ま、知っている人からすればこれが最大のアホポイントです。

実はここには裏ワザというわけではないですが、色々と知識があれば問題なく対処できる方法があったのですがそれは後から気づくことになってしまい、もうどうすることもできないという無残な結果に。これで結構な金額を損したなーと思います。

なので、開業届けに記載する開業日の日付は副業を開始した日にして2ヶ月以内に届け出を出す、もしくは開業届けを出した日に設定することがオススメです!僕のように2ヶ月以上経過している方なら届け出日を設定してくださいね。その理由の詳しい解説は以下の記事でまとめます。

開業前の準備期間に掛かった費用も経費として確定申告する方法

 

 

青色申告の65万控除が受けれない!

「よーーし!今年は確定申告を行って控除もきっちり受けるぞー!」

という意気込みは前述のとおり打ち砕かれてしまい、僕のはじめての確定申告は白色申告で迎えることになってしまいました。

これも結局は開業届けの出しそびれによる日付の概念が頭を混乱させてしまった負の産物です^^;

基本的には開業届を出すと同時に青色申告の申請書も一緒に出す流れとなります。申請書を出したからといって必ず青色申告をする必要はなく白色申告でも大丈夫なのですが、より多くの控除を受けたいならとりあえず申請書は出しておきましょう。実際に作ってみてから面倒と思えば白色申告で行えばいいだけなので^^;

青色申告の提出期限:開業日から2ヶ月以内

これをお忘れなく!

 

領収書や納品書などの各種書類の紛失

そして最後は保管ミスです。10月に引越しをした時にゴミに混ざって一部の領収書やレシートを謝って捨ててしまいました。結局手持ちの書類をかき集めて勘定科目ごとに貼り付けして書類を完成させたわけですが、これも大きなロスです。経費として落とせるものをそのまま捨ててしまいました。領収書やレシートも大切なお金と同じだなーと深く身にしみました。

年度途中で開業をする方や年内のどこかで事業を開始したいとお考えなら「とりあえず使えそうなものは取っておく」と良いでしょう!

最後は基本中の基本ですが、1つ1つが小さな金額でもまとめてみると案外バカにならない金額だったりするので軽視せずに大切に保管しておくと良いですよ^^

 

準備はもう始まっている!!

最後に今回の内容をまとめるとどれも開業前の準備不足が原因です。副業を開始しようと思ったら事業の内容を真剣に考えることも重要ですが、お金を守る知識も同時に身につけておくことをオススメします。

ネット系の副業だとアフィリエイトやブログ・サイト運営が手軽に始められるため多くの方が参入しやすいのですが、その勉強のために書籍を購入したりセミナーに参加したり、場合によっては高額なコンサルティングやスクールに参加される方もいるでしょう。そういった勉強代も収入を得るために投じた経費となりますので、何か行動しようと思った時からすでに節税のことを念頭に考えておくと良いと僕は思いました。

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